つくば駅前 イオン(ジャスコ)、西武百貨店が閉店 つくば駅前大丈夫か 

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 茨城県つくば市つくば駅前の商業施設「クレオスクエア」に入居する「イオンつくば駅前店」が、2018年2月までに閉店すると発表されました。

 2017年2月28日西武百貨店が32年の歴史に幕を下ろしました。西武百貨店筑波店は、1985年3月に開催されたつくば科学万博に合わせて、当時の新治郡桜村(現在・つくば市)に開業しました。
 当時百貨店が「村」に出店するということが珍しく、業界で話題になりました。また百貨店の西武とスーパーのジャスコ(現在・イオン)が同居するクレオスクエアというコンセプトが、最強な感じでした。とんかつとカレーが組んだら最強のカツカレーみたいなイメージです。当初西武には映画館もあり(のちになくなる)、シネコンなどない時代、若者から年配者まで周辺からお客様が来店していました。

 つくば駅前は、常磐新線(現在・つくばエクスプレス)の駅が出来るといわれて数十年鉄道の駅はなく、巨大なバスターミナル「つくばセンター」がありました。
 このバスターミナルはまだありますが、ここから周辺へと路線バスでいったり、鉄道のない陸の孤島つくばと東京駅や羽田空港と高速バスがつないでいました。

 西武百貨店のレストランからみたつくばセンター(画像右手)

 

 当時、地元企業の関東鉄道では、この高速バス路線がドル箱だったといわれています。そのため、より輸送効率向上を狙いJRバスとも二階建てバス(メガライナー・ドイツ・ネオプラン社製)を投入したことも話題となりました。

 2005年(平成17年)8月24日につくばエクスプレスが開業すると、クレオエスクエアに併設して駅方面にキュートというロフトなどの入居するテナントビルが建設されました。

 またつくば市周辺は、イーアスつくば、ららガーデンつくば、つくばイオン、土浦イオンなど大型ショッピングセンターが続々建設され、周辺地域からの集客と駅周辺からの顧客の分散が進んだと思われます。

 このようン状況の中で西武百貨店に続きイオンが閉店するということで、つくばエクスプレスが開業するまでの厳しい経営環境の中、つくば周辺住民に百貨店であり、スーパーであり、買い物や文化レベルの向上に貢献してくれたと思うと申し訳ない気がします。

 鉄道が通ったら、いままでがんばってきた両店をさしおいて、大きなイオンとかを誘致して、おいしいところをもっていかせたような印象があります。そりゃないんじゃないのつくば市さんと。
 
 この両店が閉店すると、周辺のつくばオークラフトンティアホテルなどの施設へも影響する可能性があると思います。またキュートも駅からの顧客は来る可能性はありますが、車で有料駐車場にとめて来るだろうかという素朴な疑問も浮かびます。周辺の大型商業施設は、すべて駐車場無料。(何もない不便な場所なんで、有料じゃだれも来ないと思います)

 自治体はなにもない郊外にイオンを誘致するというのが全国的な流れではありますが、地方では都心部、駅周辺の空洞化がひといです。

 自分が仕事でいく、北海道釧路市、室蘭市、網走市、静岡市清水区、京都府舞鶴市など、すべて駅前の商店街は閑散とし、周辺のイオン等大型ショッピングセンターにお客が流れています。
 駅前なのに商店街がシャッターを下ろした店ばかりというのはゴーストタウンのようで、こういう政策が果たしてよいのだろうかと思います。

 こちらは地元の鉄鋼メーカーが撤退した室蘭駅前の商店街。ほとんどの店舗がシャッターをおろしています。

 つくば駅周辺は新しいテナントビルが多く、現在にぎわっていますが、空洞化しないかしないか心配です。

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