学生の頃よく行っていたお店に久しぶりに行ったら、閉店していた。
逆に、何十年も経つのにまさかまだやっていた。ということもあります。
二十歳の頃、ミスターバイク(Mr.Bike:モーターマガジン社:1976年創刊)という雑誌をよく読んでいました。
そこのライター佐藤信哉氏の連載が好きでした。ちょっとワルな雰囲気で、どんどん盛り上がり、なんか暴走族の集会(失礼、違いますね)みたいになっていました。
バイクを乗らなくって、30年位。
調べたら、Mr.Bikeは雑誌としては、2010年に休刊になったようです。
ラーターの佐藤紳哉さんはどうしているのだろうかと調べたら、とりあえずサイトは存在しました。
なんかホッとしました。リアルタイムの動きは不明ですが、サイトがあるとうれしいです。
さて、自分のホームページのこと。1999年ころ、ホームページを始めました。その頃は、百里基地、小松基地など航空自衛隊の戦闘機部隊が存在する基地周辺で撮影されているヒコーキマニアの方が作成した、カッコイイホームページがありました。
百里基地中心に撮影されていたプレアデスさんのWELCOME TO PlLEIADES
いいぐるさんのGallery Eagle
90年代にホームページを作成しているのは、少なからずパソコンの知識がある人が概ね多い印象で、その数は少なかった印象です。
中には自衛隊員の方が作成しているものも複数あり、内部の方ならではの濃い内容のものがあったりして、今から考えるとすごいことでした。
防衛庁(当時はまだ防衛省ではなかった)も「ホームページ」というものがどういうもので、自衛隊員が作成したり、掲示板に投稿したりするということを想定しかねていたのかもしれません。
ホームページが人気となり、掲示板に投稿する人が増えていくと、自衛官の守秘義務を守れない人が出てくるようになりました。
「○○基地に○○飛行隊が移動訓練で○月○日に飛来するらしい」とか。
特に人気のブルーインパルス(最近は公式に公表していますが)、飛行教導隊アグレッサーなどが来基するというのは、貴重な情報でした。
マニアが掲示板で、「いつだろう、ホントかな」と議論が沸騰しているところに「わたしは知っている」と言いたくなる人の気持ちもわかるんですが。
当サイトの掲示板に飛行隊の飛来情報を投稿した現役自衛官さんから、「朝出勤したら、部隊内で、昨日アトラスウェブの○○基地掲示板に○○飛行隊が○月○日飛来しますなどの書き込みがあった」云々と注意喚起の文書が回ってきたので、至急削除して欲しいというようなことが何度かありました。
また他の掲示板に、現役幹部パイロットの方が、訓練の厳しさについて投稿されたら、
翌日上官に呼ばれて、その投稿のコピーを示され「おまえが書いたものだな」と注意されたそうです。
ハンドルネーム、内容など考えて書いたのになぜわかったのかと驚かれていました。やはり投稿の削除依頼をされ、もう投稿出来なかったが、楽しかったと言われました。
自衛官のみなさまは国防に直接関わる公務員なので、当然守秘義務というものが入隊する際、課されているので、ネットに気軽に投稿されても・・・
それから防衛庁内でガイドラインがだされたのでしょうか。つまり自衛官のネットへの投稿の縛りがでてきたようで、ネットへの自衛官の方の書き込みとか自衛官自身が作成したホームページは激減しました。
小松基地の○○さんのサイトや入間基地の○○さんのサイトはカッコよかったんですけど、この時期相次いで閉鎖されました。
その後ひとつ閉鎖、ふたつ閉鎖と僕が始めたころに情報収集していた「老舗系ホームページ」がどんどんなくなっていきました。
ホームページからブログなど形を変えて復活したりするスエマツさんのファントム応援団
その後ブログブームで、掲示板に投稿していた多くの人がブログで自分で情報発信をはじめ、ホームページというのはさらに減った気がします。ホームページをやっていた人もブログをはじめ、ブログが作成しやすいのでそちら中心にされる方も増えました。
そして現在のSNSブームの影響で、Yahooなどブログサービスを廃止する会社も増えて、ブログも減ってしまいました。
多くの方同様自分もホームページの作成やブログも一時期ほど熱心に取り組まなくなりました。仕事が忙しくなったというのもあるのですが。
そんな中レンタルサーバーの容量が云々という問題が発生。
ブログの仕組みをいじっていたら、データ消滅_| ̄|○
バックアップを取っていたのですが、うまく復旧できず。
さすがに心が折れて、さすがにもうやめてしまおうかと思案しておりました。
でも、こんなホームページでもわざわざご覧になってくださる方がいるのだし。
修復する過程で、SNS全盛で掲示板は閑古鳥ながら、それでも投稿してくださる方がいる。
久しぶりに来たら閉店してたというのも寂しい・・・お客様がいる限りは開店いしょうかと。
現在少しづつ復旧させております。
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