原則百里基地で飛行訓練が実施されない日
年間通して百里基地の飛行訓練は行われています。以下、原則飛行訓練が実施されない日
土曜日、日曜日、国民の祝祭日
ゴールデンウィーク(前後、ゴールデンウィーク中の祝日と祝日の閧フ平日も含みます)
お盆の時期(平日、土日かかわらず。つまり8/13から8/18とまとめて飛行訓練が休止となります)
年末年始(クリスマス頃から正月ころ)
3月5日頃の茨城県県立高校入学試験日(県立入試の日は、その年によって変わります。)
7月3日の航空自衛隊安全の日
飛行訓練が行われる時間帯
午前8時30分〜午後12時まで。12時から12時半までは、航空機の離着陸は行われません。いわゆる「サイレントタイム」といわれています。但し、タキシングや離陸の準備は行われるので、12時15分くらいからエプロン地区から航空機が滑走路のエンドまでタキシングしてきて離陸準備を行い、、12時半ちょうどに離陸をはじめる場合もあります。
サイレントタイムに入ったからと昼食などで撮影ポイントを離れる場合は注意が必要です。戻ってきたらもう離陸していたということもあります。
僕も12時半までは、大丈夫とコンビニなどへ行って、戻ってくるとすでに離陸を開始していて午後一番のフライトを撮り損ねたことがあります。
午後の飛行訓練は、夕方までです。夏と冬で日照の時間が変わりますので、日没までという感じでしょうか。本日の訓練が終わるとエプロンに駐機している機体がすべてハンガーに入れられ、滑走路のエンドで待機している消防車も帰ってしまいます。これで本日のフライトは、終了ということになります。最終的にはハンガーも全て閉められます。
この時点で、エプロンに航空機がまったくなく、ハンガーも閉まってしまうとまずその日の訓練は終わりと思ってよいかと思います。
逆に夕方になってもエプロンに航空機が多数駐機している場合は、夜間訓練が実施される可能性が高いです。
月曜、火曜日は、ナイトフライト、つまり夜間飛行訓練が行われる可能性があります。可能性と言うのは、絶対行われるものでもありません。夜間の基地は誘導灯が美しく、離着陸する機体も迫力があります。ただ夜の基地周辺は、人気もなく、物騒な感じです。北門以外は、人も少ないので、一人だとちょっと怖いですね。
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ナイトフライトへの準備をする204飛行隊のF-15
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今日は飛ぶの?判断のポイント
1 まずはハンガー前のエプロンにたくさん航空機が出ているか?
北門や西門などエプロン地区が見渡せるポイントへ行ってみます。タワー付近にあるエプロンに航空機がハンガーから出されているかをまず見ましょう。たくさん出され、みんなキャノピーが開いた状態ならば、今日は飛ぶ可能性がありということです。
飛行隊によっても違います。第305飛行隊の格納庫の前にはF-15が並んでいるのに第302飛行隊にはない場合、第302飛行隊は飛行訓練を実施しないということもあります。
よくあるのが、第七航空団(第302飛行隊と第305飛行隊)は、飛行訓練が予定されていない。でも第501偵察航空隊は、訓練がある。あるいは、その逆とか。
航空機が全然駐機していなかったり、2,3機の場合は微妙です。航空機が駐機していなくて、ハンガーの扉が閉まっているときは飛ばない可能性が高いです。
飛行訓練がない可能性があります。但し早朝8時前などは訓練が始まる前なのでまだ出されていない可能性もあります。
また遠くて見えないポイントにいる場合は、エンジンをかけている音がすれば飛行訓練がある確率は高くなります。しかし一機だけエンジンテストなどでしばらく吹かしてストップ。そのままハンガーへ戻されてしまうなんてこともあるのご注意を。
2 各飛行隊の隊旗が掲揚されているか?
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旗はかなり遠くで、見づらいのですが、
隊旗が掲揚されていないとフライトがない可能性があります
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3 滑走路周辺に消防車がいるか?
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滑走路に消防車がいれば飛行訓練があります
消防車が帰ってしまうとフライトはありません(再度戻ることもあります)
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滑走路付近に消防車がいるかどうか?これは短期的には確実な目印です。(消防車は、消防隊に帰ったり、滑走路に戻って来たりするので、帰ったからと言って、もう今日は飛ばない!というわけではありません)フライトがある場合、事故に備えて必ず滑走路付近に消防車が配置されます。
これは航空機の離陸、着陸がる時だけ配置されます。消防車がいれば、これからなにか飛ぶ、あるいはなにかが降りてくる可能性があるということです。しばらく離着陸がない場合は、帰って行きます。
まとめ
百里基地へ着いたらまず北門あるいは、西門へ。ギャラリーの多い少ないでも参考になります。多ければフライトやなんらかの行事がる可能性があるかもしれません。逆に極端少ないときはフライトがないか、終わってしまった可能性もあります。
先にいらっしゃる方に「飛んでますか?」とか聞いてみましょう。そしてエプロンに駐機している航空機はたくさんいるか、旗が揚がっているかを確認。そして滑走路のエンドに消防車が居ればフライトはあります。しかし、消防車がいなくともフライトまえに配置に着いたりちょくちょく行ったり来たりするのですぐに判断せづ、しばらく様子を見ましょう。
雨の日はフライトあるのでしょうか?
雨が降っていても飛ぶ可能性はあります。つまり洋上の訓練空域(茨城県鹿島沖)の天候が悪くなければ訓練が行われる可能性はあります。雨が降っていれば外に出たり、写真を撮るのも大変なので、見に来ている人は少ないです。
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航空機が水しぶきをあげるシーンが撮れるかも
でも傘をさしての撮影とか、撮影には厳しいです
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