海上保安庁観閲式　海猿

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平成１4年度　海上保安庁観閲式及び総合訓練

２００２．９.２８　晴海ふ頭より巡視船「つがる」乗船　羽田沖にて

自衛隊イベント速報

　９／２８、２９両日実施された海上保安庁観閲式および総合訓練の初日２８日土曜日に行ってまいりました。羽田沖の東京湾で行われた観閲式には同庁の巡視船艇のほか海上自衛隊や消防庁などの船艇、ロシア国境警備庁の警備艇など７０隻と航空機７機が参加。
　28日は、観閲官として巡視船「やしま」に扇　千景　国土交通大臣、海上保安庁長官などが乗船したのをはじめ、約３３００人が乗船した観閲船隊の前を船艇がパレードしました。
　天気予報どおり前日より東京地方は雨。早朝強く降ったので、僕は勝手に「きょうは中止」と思いまして、寝ておりました。９時半過ぎ、海保のテレフォンサービスに電話してみると、「予定通り開催」とのこと。焦って身支度を整え高速道路を走り晴海ふ頭へ。

　昼前に着きましたが、小雨まじりの天候は変わらず。傘を持参しての乗船となりました。雨が降った観閲式とはどの程度実施されるのかと心配しましたが、晴海を出港すると雨は上がり、観閲式の最中は雨は降りませんでした。乗船したのは巡視船「つがる」でした。

また、今回観閲パレードと総合訓練に参加した巡視船のうち１隻は奄美大島沖事件で実際に不審船に対して船体射撃を行った長崎海上保安本部所属「いなさ」（１８０トン）でした。
　その「いなさ」が、搭載した２０ミリ機関砲を撃って停船させるという事件当時を再現するような緊迫感のある訓練シーンもみられました。

■観閲式


巡視船　つがる	巡視船　やしま

休憩室と通路ですが、護衛艦にくらべ広く居住性は客船並という印象でした

羽田沖合いでの実施ということで、出港してすぐ訓練海域に到着しました

ＰＬＨ１０　だいせん	ＨＬ０１　昭洋　測量船

ＬＬ０１　航路標識測定船　つしま	ＰＬ０８　もとぶ

ＨＬ０５　測量船　海洋	ＰＳ０２　さろま

ＰＳ０３　いなさ	ＰＳ２０　あわなみ

第四小隊	ＰＣ２１１　びざん

海上自衛隊　　あさぎり	横浜税関　つくばね

東京消防庁　みやこどり	神奈川県警　しょうなん

ロシア国境警備庁　プリモーリエ	スーパーピューマ　わかたか

■海上防災訓練・人命救助訓練


船舶火災発生！という想定で消化訓練を実施

ヘリから特救隊（特殊救難隊）隊員が海上へ飛び込み遭難者を救助

ウインチで救助された遭難者を近くの巡視船に搬送します

■不審船対応訓練


しつこく逃走を続ける不審船に、航空機、巡視艇で追跡

訓練とはいえ右へ左へなんとか振り切ろうと逃げ回る様子は、実戦さながらの迫力でした

不審船から発砲があったため正当防衛の威嚇射撃を実施

投降した不審船に乗り込み、乗組員を確保します

■ファラウェル

　最後は、消防艇の一斉カラー放水と訓練に参加した各船艇が観閲艦の横を挨拶しながら通過します。これが北海道や東北、四国、九州などご当地のお祭りの衣装などで、巡視船の甲板で踊りを踊りながら、仮装しながらなど各船とも趣向を凝らしておりとても楽しかったです。


ヘリの中には「海丸」が・・・	各船趣向を凝らし、踊りを踊る船など多数！

手を振り次々と訓練に参加した舟艇が観閲船の横を挨拶しながら通過します

カラー一斉放水でお見送り

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