日本のホテルの御三家。帝国ホテル、ホテルニューオータニ、そしてホテルオークラ。仕事で利用することが以前あったことや取引先のお客様でオークラのOBだった方でとてもよい方がいらしたりして、個人的にオークラびいきです。
でも御三家と称されるように国内屈指の高級ホテルということで、なかなか足が向きません。でも最近仕事でこの周辺に行く機会がたびたびあります。
今回も日曜に虎ノ門界隈に行ったのですが、(土)(日)この界隈はサラリーマン相手の飲食店は、営業していないんです。霞ヶ関の官庁街も休みですしね。
そうだ、たまにはオークラいちゃおうか!と一応ランチで、5千円ぐらいの予算で行ってみました。
狙い目は、前職の時代に行ったレストラン「カメリア」。ここは、カレーが千円ぐらいと比較的お手頃(^_^;)。しかし、ランチのカメリアはビュッフェスタイルでした。せっかくオークラ来たのにビュッフェは・・・あまり好きでないのでやめることに。
他にないのか案内の女性に勧められたのが、フレンチのラ・ベル・エポック。雰囲気を撮影しつつ、ここまで写真撮影できました。
しかしここを曲がると、黒いタキシードの男性がビシっと整列。圧倒されて写真撮るどこでなかったです(^_^;)
車できたので食前酒は・・・と話すとノンアルコールのワインがあると。また甘いジュースみたいなのじゃないのかなと思ったら、これがおいしい。これは、ワインだ。
前菜です。
お魚のカルパッチョ?なんて美しい。
オークラの厨房で焼いてるパンが、おいしい。焼きたてです。
これが飲みたかった。ホテルオークラ一番人気のコンソメスープ。ボウルでいただくとスープが、2千円だそうです。深い味わいは、手間と暇をかけた逸品だそうです。
白身魚のポワレ。ソースが、絶品です。
和牛のフィレ肉の塩釜焼き。フランス産の塩で肉を窯焼きしたものだそうです。ソースは、定番の赤ワインソースを添えて。
アイスなどデザートです。まだ続きます。
そしてずっといろいろ楽しいお話をしながらサービスをしていただいたホール担当の男性が、ホテルオークラ伝統のクレープシュゼットを開始します。
席で、火を使い作業していきます。トークもさえて、さすがプロ。オレンジバターを温めます。
オレンジをナイフで剥いていきます。
数種類のアルコールなどをつかい味を整えます。
そしてコアントローなど3種のリキュールを使い青い炎が伝わるまさにエンターテイメント。
客のテーブルの目の前で青い炎がゆらめく様子は、ホテルオークラの伝統の技。
間もなくクライマックス。食事は食べるだけじゃない、楽しむんだというのを改めて知ったような気がしました。
どうですか。当然おいしかったです。お味もよかったけど、調理を目の前で見て、お話をして、本当に楽しかったです。
やっと、コーヒーです。背の高いコック帽をかぶった料理長さんがいらして、「お料理は、どうでした?」など気さくに話してくださいました。きょうの食材などいろいろお話してくださり、二度美味しかったです。
カレーでもと思って入ったオークラは、当初予定の予算を3倍以上オーバー(^_^;)でもまた来たい!と思うお料理、サービス、雰囲気。さすがオークラさんですね。
ラ・ベル・エポック (La Belle Epoque)
TEL 03-3505-6073
住所 東京都港区虎ノ門2-10-4 ホテルオークラ東京 別館 12F
営業時間
【ランチ】11:30~14:30 【ディナー】18:00~21:30
定休日 無休