松戸 八ケ崎などの源 吉兆庵が閉店している

 松戸八ケ崎の源 吉兆庵が閉店していた。僕の中では、源 吉兆庵は、銀座や都心の有名百貨店にしか出店しない、敷居の高い和菓子店です。

僕の生活圏である柏駅周辺でも数年前(たぶん10年以上前かも)にやっと柏高島屋に出店したというイメージです。それまでは高島屋でも日本橋本店とか都心の主要店舗じゃないと出ないぐらいの強気な営業展開だったのだとおもいます。

 それが3年位前でしょうか、関東近郊の住宅街とかに出店しだした時期がありました。しかも大量に。また決して駅前とかでない、こんな場所にという住宅街などの決して好立地とは思えない場所に。

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 なんでこんなとこに源 吉兆庵が?と驚きました。まさか似た屋号のお店?とおもいましたが、価格設定などからするとやはりホンモノ?

日本橋や銀座でしか買えないのが売りのイメージ戦略で小出しにしか出店していなかったのに、これだけ大量出店するとありがたみがかなり低下するのではと思いました。

 都心とかでないと買えない貴重な老舗のお菓子ということで高くても買うというのが消費者の心理。

 出店場所が、素人目にみても集客力や周辺人口などを考慮しても・・・???という立地の場所へに出店が多かったです。

 どうしちゃったんだろうとずっと思いっていました。

 また同時期に松戸ローカルでは、北小金付近に菓匠 清閑院。六高台に、日本橋屋長兵衛が、オープン。どちらも都心の百貨店など中心に出店している和菓子の老舗です。

 和菓子業界、どうしちゃったの?大量出店は、ブランド低下を招くし、出すにしても主要な駅のそばとかならば少しは理解できるのですが、郊外の住宅街に出店。

 コンビニなどロードサイド店がかなり詳細かつ多角的に周辺の人口や年齢層など購買力などを精査してから出店するのに・・・

 その後上記のお店は、いずれも閉店。僕の生活圏以外の店舗はやっているのは不明です。

 あの老舗和菓子店のいきなり大量出店は、なんだったんでしょうか。

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