ホテルアマービレ舞鶴と柏ゆかりの早川義孝画伯

京都府舞鶴市にあるホテルアマービレ舞鶴に何度が宿泊しました。以前にも何度か利用したことがありますが、今回久しぶりです。比較的リーズナブルな宿泊料金のため、ビジネス、観光利用のお客様が半々くらいのイメージでしょうか。

はじめて宿泊したとき、ロビー、廊下、部屋にたくさん版画が飾ってあることが気になりました。

洋画・・・版画か・・・とおもっていたのですが、画風が同じなため、同じ作家かなと。

などと眺めていたのですが、ふと気付いたのですが、この絵、柏在住の画家、早川義孝画伯の作品じゃないかと。しかも、ほぼすべてが早川画伯の作品でした。

ウイキペディアより以下引用

「早川 義孝(はやかわ ぎこう、1936年4月15日[1] – 2012年7月25日)は、東京都出身。新槐樹社名誉会長。
1954年 -千葉県立東葛飾高等学校2年生在学時、第5回全日本学生油絵コンクールにて最高賞の文部大臣賞を受賞。翌年の1955年にも連続して同賞を受賞する。途中、武蔵野美術学校で学ぶも授業に絶望して中退。実家のカフェでアルバイトをして過ごす。数年後、友人が早川の宅を訪れ、その旧友の言葉に動かされ再び絵筆を握る。
1962年 – 第6回新槐樹社展に出品し、内閣総理大臣賞、文部大臣賞、栄誉賞の各賞を受賞。第6回安井賞候補展にも出品。
1965年 – フジ・インターナショナル・アートギャラリーにて個展を開催する。
1981年 – 第1回インターナショナル国際展で金賞受賞、同年から1997年まで中宮画廊にて個展を開催。
1989年 – パリ・ギャルリ・マルセルベルネイムにて個展。同年の第4回現美展に2000年まで11年連続して出品し、銀座和光、Bunkamura Galleryなど、全国各地で個展を開催。
2012年 – 7月25日、肺癌のため死去。」

柏駅から少し歩いたあたりにアトリエがあり、地元の百貨店柏そごうなどで個展も定期的に開催しており、特に地元に熱烈なファンが居たと記憶しています。

しかし、ウイキペディアにあるように2012年に亡くなられました。柏のホテルや施設には早川画伯の絵が飾られていたりするのを目にすることはあるのですが、まさかこの舞鶴の地でこんなに多くの作品に出会うとは思いませんでした。

フロントでスタッフの方に、なぜこれだけの早川義孝画伯の作品が掲示されているのかと尋ねましたが、詳しくはわかないとのことでした。

ちなみにここ舞鶴は、旧日本海軍の舞鶴鎮守府がおかれたこと、初代司令長官にあの日露戦争で日本を勝利に導いた東郷平八郎元帥が就かれたことから、戦前は海軍の街として栄えてきました。

そのため、現在も海軍ゆかりの街をアピールしています。そのためか、ロビーには海軍グッズがたくさん展示販売されておりました。海上自衛隊のグッズも。

ホテルのそばには、海上自衛隊舞鶴基地等海上自衛隊施設があります。

空母型護衛艦いずも、イージス艦あたご等が配備されています。

ホテルのロビーには東郷平八郎元帥の書が。写しとおもわれます。

またホテルの敷地内には、かつてここにあった料亭「松栄館」があります。

現在もレストランとして海軍ゆかりの料理を提供しています。海軍カレーや舞鶴発祥と言われる肉じゃがはぜひご賞味いただきたい一品です。

ホテルアマービレ舞鶴

 〒625-0036 京都府舞鶴市字浜18

 0773-65-5000

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