集英社の人気少年漫画雑誌「週刊 少年ジャンプ」に連載中で、テレビアニメや映画にもなって大人気の秋本 治氏の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の人気キャラクターである主人公の両津 勘吉巡査長をモデルにしたどら焼きを販売しているお店のどら焼き。
この「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、通称「こち亀」は、僕が覚えているので小学校のころから連載されていたので、かれこれ30年くらいは続いている超ロングセラーなコミックでしょう。とても下町の亀有を舞台にしたストーリーなんですが、とても地元の地名や名物などがよく出てきます。この「こち亀」のモデルとなった派出所(現在警視庁では、派出所という名称を廃止し、交番に統一してます)は、現在も亀有駅北口駅前にあります。警視庁亀有警察署亀有駅北口交番です。
ちなみにこちらです
そんな地元密着な漫画のため、漫画の人気とともにこの亀有の地名も有名になったようです。実際、この亀有北口交番が老朽化による立替を警視庁が検討したとき、地元の商店街などから嘆願運動が起こり、現在もそのまま使われている経緯があります。
そんな流れで、地元の和菓子屋さんの葛飾伊勢屋さんが、両津 勘吉のどら焼きを販売するようになったとか。
この話は以前より聞いていたのですが、機会があったのでこの葛飾伊勢屋さんへいってきました。毎度のことですが、駅の近くへ行けばわかるだろうと適当にいったのが失敗でした。
亀有駅南口付近は、道路が狭く一方通行ばかり。適当にいったら、ぐるぐると青戸方面までいってしまいました。途中道に迷ったら、「こち亀」によく登場する「葛飾区立亀青小学校」があったのには、笑ってしまいました。
で、どうにかこうにか商店街の中の葛飾伊勢屋さんにたどりつきました。お団子やおはぎなど各種和菓子を販売している一角に「こち亀」コーナーがありました。どら焼きは、普通のものと栗入りの2種類。その他「両さんサブレ」なるものも売ってました。
承ってくれたお兄さんは、「こち亀」に登場するような下町の職人さんみたいな作業着を着ていて、胸には刺繍で「葛飾伊勢屋」と入っていて、とても親切でした。イメージからするとこの店の2代目さんでしょうか。いずれにしても、どら焼きを数個しか買わなかったのですが、とても感じよく、パンフレットなどを入れてくれて大変好印象でした。近くへ行ったら、ぜひまたいってみようとおもいました。
東京都葛飾区亀有3丁目32番1号
TEL:03(3602)4221
営業時間:10:00~20:00
定休日:毎月第3火曜日
・「こちら葛飾区亀有公園前派出所」公式サイト
・「葛飾伊勢屋 公式サイト」